散歩しました

以前書いたように(http://d.hatena.ne.jp/zex/20130219)丘が観たいという欲求を胸に星が丘にやってきた。”ほしがおか”素敵な名前である。開発されたニュータウンだと思うが、僕の世代にはニュータウンの美しさが懐かしい心に染みついた風景なのだ。純粋に斜面に張り付く建物を美しいと感じている。名古屋の人にそれを言ったら、またまたおかしな顔をされてしまった。それも致し方ない事で、名古屋は平地の街が多い(日本の地形で言えばめずらしいのだが)圧倒的に宅地開発された斜面を観ることがすくないのだ。

斜面の美しさは、宮崎駿のアニメによく出てきて、監督もこだわりがあることが伝わってくる。
魔女の宅急便の港町 ドブロニク
耳をすませばの 聖蹟桜ヶ丘
千と千尋の神隠し 九份
崖の上のポニョ 鞆の浦
コクリコ坂から 横浜山手(僕の故郷神戸に一番似ている)


また、タモリは坂道学会を設立して、坂道を愛でているが。僕は、坂道ってのは道の先に希望を感じてワクワクすると僕は思う。横尾忠則のY字路と同じ感覚を感じてしまう。

わざわざ遠くの街までやってきて、ただひたすら歩く。僕のなかの大切な娯楽だ。昨日手に入れたLC-A+の試写もかねて、今日は夕暮れの星丘から藤が丘まで歩いてみた。

(紛らわしいですが、この写真はデジカメです)