ぼくたちの小室哲也とTRF

まさか!これは幻なのだろうか?今2013年だが、僕が高校生の時代から、動きのキレが全く衰えていないじゃないか!間違いなくこれはTRF、”レイヴファクトリー”
大道芸向きの一般人受けするDANCEしか普段見れなくなったが、本気のプロダンスである。しかも、これで40代や50代の人間なのだ。本気で鍛えたダンサーは神性を帯びる。僕も経験があるが、トランス状態になった人間の動きは人を超える。

初めて買ったアルバムはTMNだった。僕の音楽は、シティーハンター3のrunning to horizonから始まった。初めて買ったCDはTMNだった僕の高校時代はTMNTRFしか聴いていなかった。当時はお年玉で買ったMDにはすべて小室哲也だった。90年敵なしのプロデューサーだった彼は90年代後半から没落し消えて行った。その後、安室、浜崎、幸田とそれらしいのが続いたが僕は一切興味を待てず、音楽を聴く行為すらしなかった。
これらの曲はある意味ノリは良かったが冒険心を掻き立てられるワクワク感が一切なかったからだ。そして、2004年僕は、ある日ランニングしているところ怪しいドレッドの兄ちゃんにスカウトされ、DANCEを初め90年代にあこがれたTRFを思い出した。音楽はHOUSEに傾倒し、HOUSEは90年代のTRFを引きづったがより洗練された音楽だった。

 そんなダンスを真剣に続けていたある日だった。どっかのCLUBでふらっとSAMが僕の前にきて踊っていたのだ、本当に偶然だった。あまりも突然にSAMが目の前にいたので、認識するまで時間がかかった。その時は鮮烈に覚えている。特徴だった。長身だけど、よく股を180℃開いて、低いポジションのキレた動きを仕掛けるのが、彼の必殺技のようだ。こういう動きがSAMの特徴なのかと当時感心したものだった。

そして2013年TRFがまさか、蘇ったのだ。これほど嬉しい事は無い。
僕ちゃんとCD買います!ituneじゃなく、ケイコさんのリハビリの足しにしてくいただけたら幸いです