日本を去っていくひと

僕がこれぞと思い密かに尊敬している人たちが日本を去っていく事が続いた。
その後ろ姿を見て、何かしら微妙な感情を抱ていた。


彼ら、彼女らは決して日本を捨てた訳ではない。旅人だからこそ日本の良さを心から知っている連中だ。しかし、彼らは一種の覚悟を決めているようだ。



なぜ去るのか?いろんな理由があるだろう。僕が思うにそのうちの一つに日本への絶望があると思う。日本がどんなに豊かでも、どんなに生活が楽でも、望みが絶たれるのは辛い。
今の日本に未来を感じることが出来るだろうか?

切実に危機感を持っている人はフロンティアを目指す。そこが茨の道だとあっても

自分もいつかは日本を去る時がくるのだろうか?