アトランティス・ザ・パーム


アトランティス・ザ・パームはパーム・アイランドの先っぽにある高級ホテルである。貧乏旅行者には無縁と思うが、行ってみる価値はある。高級ホテルとはどういうものか知ることも旅である。



ポルトガル人のミゲル・スペイン人のキノ・ドイツ人マイケルの4人で出かけてみた。



およそ予想されたことだがホテルの入り口で門前払いを受けた。ホテルの中には宿泊者しか入れない。

さて、どうするか?入り口のロビーには立派な水槽があるが、水槽を見ただけで帰るのはわけにはいかない。周囲の情報を収集しながらなんかできないか僕ら4人は、入り口でチェックをしているおねーさんにいろいろ、交渉をしていた。さすが欧米人の旅人は交渉になれている。情報を聞き出し、どうすれば入れるのか策を練っていた。結論として、ホテルの中のレストランを予約して食事すれば、客としてホテルに入れる。
 交渉の甲斐あって入り口の係のおねーさんは、笑顔でホテルコンシュルジュを紹介してくれた。コンシュルジュを通して、プライベートビーチ内のレストランのランチのみを予約。晴れて僕たちは、宿泊客しか入れなかった向こう側へ潜入することができたのである。

僕たちは、高級ホテルのビーチを存分にたのしんだ。といっても、海に入ったが、臭くて汚れていた。ドバイの海は泳ぐのに適していない。ビーチベットでだらだらするのが正いい使い方です。

泳ぎたかったらプールで泳ぐほうがいい

適当にビーチを楽しんだらビーチハウスのレストランで食事した


お手軽のBENTO−BOXってのを頼んでみたら弁当のであった。でも、箱に入っているだけで携帯性ゼロである。


アラビアンスタイルとスリランカスタイル。
僕はスリランカスタイルを頼んで食べた。スリランカレーはクリーミィーでたいへん美味かった。
ミゲルはアラビックスタイルを頼んでいた。少し分けて食べたが、アラビックスタイルも悪くない。日本人はこの味に慣れるに時間がかかるが、全てパサパサ感はあるものの、香辛料が効いていておいしい。アジア料理は塩気と発酵系旨味を重視するが、何れもこの料理には使われていない。多くのスパイスの組み合わせで複雑な味を出している。塩気は三位は食材本来の味を生かして、シンプルな調理方法だ。





なぜかここのプライベートビーチの管理をしているのはスリランカ人が多かった。綺麗な英語しゃべる真っ黒に焼けたビーチボーイはスリランカであった。




行きはみんなでタクシーに便乗して来ましたが帰りは、モノレールに乗って帰りました。

よく見たらこの島、全く完成していないのだ。ところどころ、工事が中断してほったらかしである。
このモノレール乗ったのはいいが、どっかの駅に接続しているわけでもなく、中途半場なヤシの木の形をした島の根元付近の場所降ろされる。全くドバイという街は、歩いて観光すること向いてない。

僕らは中途半端なリゾートモノレールの終点駅からトボトボ歩いてドバイメトロ1号線のの駅まで歩きました。