本屋を見ると、その地域の住人が見えてくる

僕は本屋が好きだ。本屋さんに置いている本のラインナップを見ているとその地域の住人が見えてくる。
どんな事が興味あるのか?
どんな知識を欲しているんか?
そこから住人の文化レベルが見えてくる。
名古屋圏に来ると、自動車や電車の書籍が結構目のつく場所にある。いかにも男性趣味の本が幅を利かせている。また、海外旅行の文化的な紀行文があまり多くなく、普通のガイドブックが多い、海外旅行は多分パック旅行のほうが好まれるのだろう。
エルマガ、ミーツなど味のあるタウン雑誌が無く、るるぶなど、車で行ける周辺のスポットを紹介する雑誌が豊富だ。


ビジネス書はどの地域も最近目に付く。残業を少なくするや、デキル人の○○など、かなり題名だけでアホらしい本ばかりだ。世間の人々が感じている不安が、この手の書籍の存在を如実にあらわしている。



全て理由はある。
それにしても、関西に比べて文化的なにおいのする本があまり置いてなく、サブカルという言葉すら存在するかどうか疑わしい。