オルオルのガーリップシュリンプ

(連載これは美味いシリーズを作りました。自分が自信を持って美味いと判断する事象をログするカテゴリー)


 私は実はそれほどエビが好きではない。昔少々アレルギーが出た。今は大丈夫だが、どうもあの甲殻類特有の臭みが好きになれない。うまく調理してくれないと嫌だ
 世間でエビ料理は数有り、和、洋、中華を問わず使用されている、人気食材だ!エビチリ、エビ天いろいろあるが、今美味いと思うのは、オルオルのガーリックシュリンプである。

ガーリックシュリンプとは何か?ハワイのローカル料理である。名前そのままで、エビをニンニクで炒めたものである。和洋中の凝った料理に比べると実に直球な料理だ。繊細のかけらもない力技の豪腕メジャー投手のような料理である。
エビチリや天ぷらなんかより実に直球、しかも豪腕である。
たっぷりのニンニクとバターで炒められた塩味のエビはなかなか美味であり、バターの脂とニンニクのパワーでエビの臭みなんぞ押しつぶされてしまっている。バターのこってりとした脂味と淡泊なエビが、ちょうどいい塩加減となって、ステーキのようにほおばれる。
 脂っぽさで気持ち悪くなる前に、バターライスをエビと同時に豪快にかき込むのがよし


『食った、食った!』と完食後の満足はひとしお。力みなぎるハワイのパワーランチでした。