ここから後編、その前に

だらだらと書いたが、旅の感動を本気で伝えるというの難しい。ライターさんは、本当に大変だと思う。文章ががあって写真があって、どうすれば伝わるか?どうすればその雰囲気が伝わるか悩みどころであろう。
実際、『バングラ紀行その1〜10』までは、ただ単に、関空からバングラのテクナフまでの行程を記録的に書いてある。前編でまぁ劇的な話は特に無かった。列車に乗ることが一番のハイライトでそれ以外は、拍子抜けするぐらい順調にテクナフまで来てしまった。
まとめて見るとバングラ人は親切だとわかった。中国である程度汚い風景になれているので、すんなりと克服出来きそれなりに感動がなかった。移動ばかりしているのでそれも仕方ない。


しかしだ、そこは一人旅、これから話は少し急激な展開になる。
 バングラの南の端のテクナフに着いた私。テクナフゆっくりとした気候と街が気に入り、ダラダラしてみることを決め、適当に散歩をしていた。そんな自由気まま旅には、予想外の日本ではあり得ない展開が普通に発生するのだ。また、私はカード引くのだ。
 今回も私は自分自身の『人』引き(惹き?)の強さを証明する事になる。