書をしたためる

新・ニッポン放浪宿ガイド250

新・ニッポン放浪宿ガイド250

暇つぶしに買ったこの本。よくよく読むとかなり興味をそそる宿がたくさんあった。
行きたい場所があるわけでもなくパラパラと眺めていたら、
”電話はありません予約は往復はがきで”
・・・え!マジか!?いったいどこの国だ?これは日本だろうか?ふーむ
そんな事考えると、その宿が気になって仕方なくなってきた。
仕事中にまで気になってしまった。
僕は会社帰りに、コンビニでレジのあんちゃんに「おたく往復はがきなんて売ってないですよぇ」と恐る恐る聞いてしまった。(ま、ねーだろう)と思ったら、「あったような気がするなぁ、ちょっと待ってくださいよ」と予想外の返事が返ってきた。
そして結果的に、往復はがきを買ってしまった。
まんまと買ってしまった。

白紙の手紙を前に、めっちゃ戸惑った。肉筆でまともに手紙を書くなんていったい何年ぶりだろうか?年賀状出さない主義のため10年は軽く過ぎている。しかも、数十年ぶりに書くお手紙が『宿泊の予約のお願い』である。もうなんなんだいったい!

しかし不思議なことに、びっくりするくらいすらすらと書が進む。
拝啓○○様
私・・・・・

敬具

うーん面白い
というか何か腑に落ちん
まるで何かに誘われているようだ