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第一話 移動の可能性にかけるたび

おなじみ関空

昨日は東京日帰り出張だった。神戸空港から飛行機に乗って帰った。今日も飛行機だ。寝坊したが、致命的ではない。余裕を持っててくてく歩いて関空行きのバスに乗る。最寄り駅が三ノ宮なのは我ながら、素晴らしく恵まれた環境である。伊丹だろうが関空だろうがドンと来い!だ。もちろん神戸空港もだ。


関空についてもあわてない、でもやっぱり関空は好きだ。テンションが上がる。速やかに旅行社カウンターでチケットを受け取って航空会社のカウンターへ。なんと今回の旅はJALそう日本航空だ。いまだかつて無い日経航空会社で出国だしかもゴールデンウィークにだ。ああ俺ってリッチになったやなぁ・・・と感慨に浸る。
JALのカウンターは自動チェックイン機械でチェックインである。機械好きの日本らしい。
今回の旅は手荷物無し、そこでこれで修了もう用は無い

 おなじみの出国手続きをすませたら、おなじみのウイングシャトルに乗って、またまたおなじみ搭乗時間までベンチで寝る。そういえばいつも出国の搭乗ゲートっておれいつも対して変わんないね。


さすがJAL機内食も口に合うものが出てくる。配られる飲み物の種類が多い。しかしワインはまずい


さてこれからどうする?

機内ディスプレイでスラムドックミリオネアを見ていたらあっけなく香港国際空港に着いた。なんて申し分の無い快適なんだ・・・本当にあっけない。これじゃまだ日本にいるみたいじゃないか。あれだよ!あれ!そう海外旅に出るときの微妙にピリついた、あの感覚は何処へ行ったんだ??ボーダリングブリッジを降りてもまるで出張に来たみたいに、日本にいるときと意識が変わらないじゃないか。

おっかしいぃなぁ・・・と途方にくれていたが大事な事を思い出した。
そう、実はこれから何処へ行って何をするか?まったく決めてなかった


なぁーも決めていない

NO PLANの怒涛の旅は始まった

さて、このまま香港に入国するのは面白くない。私は入国カウンターに素直行かず、別のカウンターに向った。そう、船カウンターだ。ここでシンセン蛇口港行きのチケットを買う。当たり目のように英語でチケットを買った。「香港ドルなんて持ってるわけねぇだろ?まだ入国してないのだから?」と言ったら。クレジットカードで買えと勧められた。なるほどね

さてチケットを買ったが、チケットには10番ゲートって書いてある。何処だ?おそるトランジットカウンターに聞いてみると。なんと船も飛行機もゲートは同じ、つまりトランジットゲートに入り出発ロビー行くようだ。へぇーと感心した。香港国際空港って面白いな、さすがアジア最大級のハブ空港

普通に10番ゲートはボーダリングブリッジではない、バス搭乗のゲート。そのゲートからバスに乗ると、滑走路からどんどん外れていきついに、海辺の細いバリケードで仕切られた道路を走っていた。そして、船着場に着いて、またまた船着場のロビーで待たされる。搭乗ゲートで待たされ、船着場でまた結構な時間待たされた
意外とめんどくさく時間もかかる。中国に直接出国できるのでシンセンに行くのに時間の節約になるかと思ったがそうでもないような気がしてきた。

シンセン

シンセン蛇口港はなんか、あの中国特有の新しい施設もすぐ、ダメにしてしまうあの中国らしい薄汚れた感が漂っていた。入国は楽勝というかいつもどおり、へでもない入国審査だ。
大地に足を付け、ワラワラとタクシーの客引きが寄って来たところで・・・バチンとスイッチが入る。自分のなかの海外アプリケーションが立ち上がった。
よし、やるか
まず、持ち銭の日本円全てを惜しげもなく全て、気前よく中国元に両替した。100元札がばっさばさ。
ふむ・・・円高ってやつか・・・1万円で700元以上あるな
客引き無視で隅っこに止まっている路線バスに乗る。事前に用意した地図どおりに地下鉄の駅までバスで行く
注意してバスを降りたら地下鉄に速やかに乗る。自動改札機である以上、日本人が迷う事などなんのだ。機械を見ただけで、直感的に切符が買える。

 それよりも驚きはこのシンセンの地下鉄だ。日本の物より新しい。乗客は携帯をもって大声で話すか、携帯のゲームをしているかだ。ハードのレベルは、日本とそれほど大差はない。それを使いこなすソフトは残念ながら、日本のレベルまではない。さすが経済特区だけある

地下鉄は終点のシンセン駅に着いた。大きな立派の駅だ。そこでまぁ広州でも行ってみるか・・・というどうでもいいノリで例の中国新幹線CRHの切符でも買うことにした。これもあっけなく買える。あの中国特有切符を買うのに1日仕事という苦労は皆無だった。