体について

体を管理するシステムの再起動が必要だった。

人の体ってのはなかなかよくできている。今までサボっていた事は理解していた。しかし、まだ退化はしてなかった。普段の生活というのは人から体の能力を奪うことが多い。忙しくてやってられないと言ってほっとくと、体はそれ相応の姿になる。



一つ一つ筋肉の状態を伸ばして確認する。いわばこれは整備だ。プロは商売道具の整備を怠らない。なぜならそれで食っているからだ。一一般人とて同じ事、それなりの事をかまえようとするなら、自分自身で何かしらやっている。少なくともいい仕事をする人は。

初めはよく解らなかったが、体動の全ては筋肉の収縮活動にある。人間を構成する筋肉は400種以上全ての動きはそれが一つ一つ動いてなされる、いわば大事なパーツだ。柔軟はそれらのパーツに関してオイルをさし、稼動域の確認を行う事だ。


本質は自分の体の把握である


マッチョな見せ物筋肉ではなく、脳が指令を出した形に体が動けるか否か?ただそれだけだ。 ほっとくと驚くほど人間を支える基本的な筋肉が衰えている。

求められた仕事を、こなせなければ存在に価値など無いのは何処も同じ。