微熱の一日 北野の日常

zex2007-09-06

夏は嫌いだ
 なぜか?私は考えた。しれは体の構造上問題があるからだ、つまり冷却が効き過ぎたり、オーバーヒートしたりするわけだ。そこで、大量の汗がコントロールできない。プラス冷房の効いた社内・車内とそうでない屋外
これは、かなりの負荷がかかる。今年の夏は特に堪えた。
夏疲れがたまった結果がこれだ・・・


「すいません病院行って来ます」
朝起きて、しばらくボーっとしている。重い
とりあえず病院にでも行こうと思って外に出る。あさの街を歩く事にした。妙な風だな・・・そうか台風が近くにきてるんだ・・・微熱には心地よい風だった。

朝は通勤する道しか通ってなかった。それゆえ、近所の町姿を私は知らなかったようだ、見ているととても楽しい。夜しか見つけられない店があるように、平日の午前中しか見えないこともあります。子供がこんなに多かったんだ・・この場所は。いろんな幼稚園バスが走っている。


北野の日常
 多国籍の、生徒が移動する風景。肌が黒い子もいれば、白人、間のどちらか解らない肌の子、実に様々だ。しかしみんな仲良く、日本の小学生と変りはしない。東京の麻布でみた姿よりより日常的だった。外国籍かもしれないが、神戸の外国人はちょっと他とは違うのだ。この風景に存在する彼ら等を日本人に差し替えても、別に違和感が無いのだ。
つまりいずれ本国に帰るだろうという人ではなくここで暮らしていく事覚悟した人の違いだと思う。街はその人たちを説得するわけでもなく、彼ら等が、共に暮らす為に少しずつ無意識変っていくのだ。

「ジャック、今ボケだだろう?」
「そんなことあらへんで」
「ハハハ」

みんなで笑えるようにしてな何が悪い?
ここは神戸だ、多文化社会というの認識するにはまだ日本は遠い。しかし、かれらは生活している。私と同じ街の人だ。そこに在る存在、相手を理解して受け入れる事に始まりがある。そして、理解してくれる事によって自分も少しづつかわっていくのだ。



本日休診



なんだ・・もう少し歩くか・・そうか今日は木曜日か・・・何故か医者って木曜休む傾向にあったよね・・すっかり忘れていた。

 パンの焼ける匂いがあたりを包む。朝の香りだ。少し、バターが多い気がするな・・そうかこれはスコーンを焼いているね・・。


医者を尋ねて、散歩は続く。