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はちはち infinity cafe  

「今日は御独りで来られたんですか?」
「ええ」
「建築でもされてます?」
「いいえ」
「パン屋さんですか?」
「ちゃいます」
「ただのネコです。」
・・・・・・・・・・・・・・
「いやそれはとっても面白いですね」
「ふふ・・・私もです」
初めてですけど、私は久しぶりに会えた気がした。
この種のCAFEと店主に出会えると、私はとてもうれしくなる。

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京都って空気が重い・・妙な感覚がいつもする街である。
少し苦手です。
外の大通りを一本細い筋に入ると・・大通りの音がフッと消える。そうかそうか、この感覚の悪さってつまりそういうことか。
つまり神戸と異なって音の通りが非常に悪い。なぜだか街が音を吸収しているのだ。
不思議な感覚だ。沼の底にいる感じだ
常に海から吹く風や、六甲山系から降りてくる六甲おろしで風が巡っている神戸とは、明らかに異なるわけだ。


すぐ側は千本通りで、辺りは住宅街で森の気配なんてまったくなない場所ではある。
この辺りはまるで結界でも張ってるかえ・・・さらに住宅街街の気配が一瞬で消えよった
入り口は普通に民家・・実家でもない限り勝手に玄関から靴脱いで入るには抵抗があります。
いくらカフェって言ってもなぁ・・・・・えっへへ
(なぜかとってもうれしく感じて、堂々と不法進入)
このパターン懐かしいなぁ・・




うちはパン屋ですから・・・菓子パンは無いけどね
あ,じゃ食べれるものを・・今日のサンドで

パンの種類はそこに置いてあるだけだよ・・・
黒パンですね。コリアンダーシードって。めずらしいですね。
ほう、それが目に付いたかね。外国人の友人が旨いから絶対作れと言ったよ「これはアジアとドイツの融合した素晴らしいパンだと」ようわからんけど。これをわざわざ買いにくるね彼らは。ここでしか売ってないからね。
堅くて重いパンでしょ、三つまとめ買いしたひとが持ってみて、諦めたんだよ。
見た目はスーパーのパンより小さくてコンパクトだけど2倍以上重い
堅くて重いが日持ちはする。
(後に家で食べたらビックリするぐらい旨かった。神戸で数あるパン屋でもこれほど素朴でパン自体に深い味わいが付いているのは多分無い。ハマりました。我が家の主食にしよう)


空が晴れたな・・・
窓から見える庭の風景と、時より木々を揺らす台風の残り風が木々を緩やかに揺らすのがとってもいい感じだった。空を眺めながらいろいろ考えたり感じたり
(木造家屋は音を吸うのか)
(カフェにとって木質は重要なファクターだったんだ・・・)
さすがに、金属でも、コンクリでも、手の込んだ高分子素材でもできんな。たぶん現テクノロジーでは・・・
「音の聞こえ方が違いますね」
「コンサートを開くのですが・・・すっごいやりにくいとおっしゃる方もいますね。」
「そうですねぇ・・昔アメリカで使っていた楽器が日本に持ち込むと急に音が悪くなる時があったねぇ」
(なるほど湿度か)