パンパスグラスと植物経済

zex2007-03-18

「持って帰るかい?、全部育てたら、ベンツ1台・・いや2台くらい買えるで」
「え!この雑草が?まったく解らないなぁ素人には」
雑草みたいなこの草をだな、今時風のガラス瓶に植えなおして、綺麗にそれっぽくして、オシャレ系の雑貨屋に置いたら一株5000円くらいでいけそう。ちなみにこの野生のパンパスグラスはざっと見て100、200それ以上。植物だからどんどん増殖していく。


(下手な株や土地の投資なんかよりはるかに素晴らしく魅力的に思える)


解っていると思うが、取らぬ狸の皮算用である
もちろんビジネスになるなら、とっくにみんなしてる。ネックは人件費と消費者を繋ぐ流通ルートだ。結局種を1から育てる方が安上がりで、手がかからない。わざわざ株分けして綺麗に仕上げるには恐ろしく手間だし、広い土地がが必要だ。
大手造園業者からしたら収益が取れないといった感じだ。
いわゆる日本の多くのリサイクル品に関わる話だが。


リサイクル品を、メンテナンスして仕上げるより、新品の方がコストが安い


 というジレンマだ。もちろん環境を考慮すると後者だが、最低限の利益も確保できないのなら、前者しか選択が無い。そこで大手企業が前者を選ぶ、環境にとってはハイリスクだか企業にとってはリスクは無い。


しかしだ、カードゲームの大富豪で言う革命みおたいに価値観の逆転がおきたらどうなるだろう?
そんなことは起こらないと
私はそうとは思えない

これから環境がお金を生む時代がやがて来るだろう