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⑩パートナー

鳳凰古城旅行記

 そうちんを仲間にして、旅はかなり変わったきた。昨日話して、瞬時に次の行動は決まった。そうちんたちは、明日吉首までバスで行ってそこから電車で張家界まで帰るということなので、それについていくことにした。両替が出来る中国銀行の場所まで案内してくれるそうだ!さすが地元っ子。
すんません、おんぶに抱っこに・・



このまえ着いたバスターミナルに行くとバスがほとんどいない、おかしい
そこで、そうちんがその辺りのおばさんに確認したら、「今日からバスターミナルが変わったらしい」
ええ!案内無しに急に変更かよ!さすが中国。しかし、今は問題なし、なぜならくどうようだがそうちんがいるから。サクサクっと丘の上のターミナルに移動する。まぁずいぶん遠いターミナルだこと・・・
張家界は一日2便であるが、吉首行きは鳳凰から頻繁に出ているのですぐ乗れる。張家界行きのバスも吉首を経由するので同じ途中で降りてもいいようだ。

そうちんバスに酔う

そうちんの顔がとなりのそうちんの顔がどんどん蒼白になっていく・・まずいな。
「大丈夫?そうちん」
「ちょっと酔ったみたいです・・・大丈夫ですから」
(クイクィ・・シュウシュンが隣の席を替わってくれないかと促した)シュウシュンがそうちんの看病を始めた。
背中をさすったり、袋を用意したりと無駄の無い動きだった。
私は、その献身的な様子をぼんやり眺めていた。その彼の行動にいままで感じたこと無い、不思議な感覚に囚われたのだった。


昼飯兼朝飯


(吉首駅)
吉首に無事着いた、ここから吉首駅で列車で張家界まで行く。
ちなみに吉首→張家界 T704次 12:45発 硬座13元
親切にもそうちんが切符を買ってくれた、ああ現地価格は安い・・・今までの出費はなんだったんだ?


出発までの時間があるので近所で食事をすることになった。
「辛いの大丈夫ですか?」
「え!実はね・・ちょっと辛い食事に慣れなくて・・・」
「ふふ・・そうしょうでしょ。私の先生も言ってたんですよ。先生はこの味に慣れるのに1月かかって言ってました。張家界では3人の日本人日本語教師がいるんですよ」
(はるばるこんな僻地まで来て、日本文化と理解に貢献している、日本語教師を尊敬します。そして、彼らの功績で今、私は助かっているわけだし。)
「私たちの土地は辛いものが多いです。ほとんどそうです。」
(うーむ、風土が培った味を無下に拒否するのはいささか礼儀に反する。日本に来た外国人に納豆食えって言うのとおなじ感覚だから、本当に美味しいと感じるまではしばらく時間が必要だ。しかし、この気候とこの土地だからこそこの辛さが必要なのかもしれない・・・)
そうちんが気を利かせてくれてマイルドなチンジャオロースーを頼んでくれた。正直ずいぶん助かった。他はやはり辛い味だったが・・・少しなら食べれる。