東京と云う街々3「渋谷から代官山」

zex2006-11-05

渋谷

マークシティから見下ろす渋谷の交差点はいつ見ても「キショイ」(注:気持ち悪いってこと)人の量が半端じゃなく、一斉に交差点を渡り始めるところがいつ見ても、ああ渋谷だなぁって感じだった。下品な交差点のいディスプレイがなんとも言えず、唯一無二の渋谷感覚を出している。
1年前と比べて渋谷はもう変化していた。
なんだ、服装の感じが全然変わったじゃん!?

あの、目に優しくない服装はなりを潜めて。落ち着いた感じの、一種の品の良さが出てきていた。(その後、繊維問屋の友人に証言により、流行が完全にシフトしている事の裏がとれた)

代官山・恵比寿


 なんだか安心するな、代官山は。名前だけが先行しているが、もともと代官山ってのは、渋谷にうんざりして、逃げてきた個性の強い店の集まりだった。「此処なら好きなことが出来る」って感じで。それは関西なら、神戸栄町、大阪中崎町に相当するものでそれを『マージナル』なポイントなのだ。

「なんかさ、ヤバイんだよ、もう。渋谷なんてまだまだ使えるビルをガンガン壊して、新しい建物建ててんだ。最近さすがに異常な感じがするよ」

 なるほど・・東京はなんだかんだといって景気がいい。関西だと収益が取れそうも無いことだが、東京はそこそこの資本を額投下すれば、それなりのバックが得られるって事だろう。

リノベーションより新規事業計画である。常にそんなテンションを求められるのは、「たまったもんじゃない」と昔僕は思った。