目に浮かぶ、テンパリ具合

いいかい、企業ってのは倒産しようがどうしようが、結局のところ問題ではないんだ。


しかしな、国家は何であろうと、そういう事態は許されない。


何があっても、許されないんだ


そう、外務省の友人はかつて私に言った。
霞ヶ関にいる職員は、その肩に1億人を超える国民がかかっている

ついにやりおった・・・


 今頃、外務省はまさしく『蜂の巣をつついたような騒ぎ』だろう。それは、東大卒などの選び抜かれた超エリート集団である彼ら等も、同じ人間だ。普段すまして完璧を装っていても、緊急事態時は非常にテンパっている。もう、ただでさえまともにおうちに帰れないのに、今週は多分帰ってないだろうなぁ。錯綜する情報、刻一刻を争う状態で1億人の命運をかけた判断をしなくてはいけないところだ。スピード重視であっても、今仕上げる書類に間違えは許されない。体力と神経が尽きて倒れても、『国はどんなことがあっても潰れることは許されないのだ』


 不祥事とか、交渉がヘタクソなど外野は適当に言うが、腐ってもこの国は、純粋に国力だけ見ればトップ10に入る国なのだ。アメリカのCIA程じゃないにしろ、ありとあらゆる国益情報を収集する機関が無いはずがなかろう?
各国に散らばった末端神経がフルに動き、頭脳に沸騰寸前血液が送られるような気配がするぜ・・・


文字通り、頭に血が登った状態と言えよう。


人間でも国でも絶対言ってはいけない事ってあるよね