Let’s take the Photoの巻き8

zex2006-10-01

最終回フォト整理
私の軌跡
香港→神戸→上海→東京→北京→神戸→ラオスベトナム→神戸

香港

 ある日、お供でいったツアーの香港、それは初めての海外だった。私は好奇心から最終日に独りで行動してみることのにした。二階建てバスに乗ってぶらぶらし、風景を眺めているうちに『何か』が私の中で生まれる感覚に遭遇した。何かそれは解らなかった。感覚は今まで味わったことの無いもので、まるで見てる光景が今までガラス越しに見えていたのが、急にさえぎるものが無くなった・・・って感じだった。




『世界・・・そうこれが世界だ』

神戸


そして帰国したある日。迷い込んだ冬、ルミナリエの準備が一際寂しく感じる日だった。街角に不思議な灯りを見つけた。こんな店今まであったのかな?いや、今まで気が付かなかったのだろう。

オレンジ色の光は緑を反射して一際異彩であった。吸い込まれるように扉を開けた。
そう、開けてしまったのだ
カフェ日記は此処から始まる・・・




ポートターミナルで船を眺める
あの船は何処へ行くのだろう?行ってみるとどうなるんだろう?
好奇心に耐えられず切符を買って乗ってしまった。

上海


船に乗ってしまった俺、希望をその他いろいろを持って船出。いろんな意味での船出だった。水平線の何も無さが新鮮だった。[上海の記憶]


自転車の国
降り立った街は今まで私の中のルールをいろいろ根底からくつがえした。



ルイーダの酒場には仲間が集まる
キャプテンホステルにもいろんな仲間が集まる
毎日何かが起きた、退廃的な香りとやるせない若さがそこにはあった。



花を売るもの、施しを請う人
そこには生の儚さがあった。今まで見てきたなんだろう?リアルとはこういうことだ



得体の知れない都市の力、翻弄される人々。この街はとてつもないエネルギーに溢れていた。

東京


迷宮・・そうこの街は迷宮だ。誰もが・・言うに及ばず

夕日が綺麗な街だった。その夕日は孤独感をえぐりこむように引きずり出す。

誰も知り合いがいなかったゼロからの始まり、街を彷徨うようになった。西郷山公園で夕日を眺めに行く日々[東京カフェ日記]

街を歩いたひたすら

だからどうした、俺は歩きたい

霊園の猫は物憂げに語る。猫は迷宮の精霊、空間を導く。そうチャシャネコはいつもそうだ。

ある日、突然去る。日々働いた渋谷の夜景は何も語らない。

北京


魔界・・北京はそう形容できそうなぐらい殺風景だった。凍える気温に、光量の足らない青白い蛍光灯。
赤い光が不気味で幻想的だった[北京旅行記]

此処は赤い国、共産主義は『アカ』

北京にもカフェはある『接触』って

石の街、城砦都市

酒場で思う「もう帰ろう」

神戸


震災後、この街は変わったのだろうか・・・墓碑を眺める

ラオス



バックパッカー再び、上海以来の本格的な旅が始まる[ラオス旅行記]の始まり


本当の闇ある果ての村まで行った

素朴に、自然に感謝しながら生きる民の住む土地

ベトナム


白檀の香る街

陽射しの中の遺跡

朽ちる

ヴィン・フン

闇夜に輝く