自転車移動が真の価値を発揮する三宮
大阪は自転車が多いとんでもなく多い
そのくせ、街の中心地は自転車走行に向いてない
三宮まで自転車でやってきた。
しかし、自転車があると、とってもいいことに気がついた!
不便であるがゆえの恩恵
”地形効果”
三宮は自転車が少ない、しかも車も少ない
なぜなら神戸の地形効果によるものだ。神戸市の人口は北区、西区、垂水より西に集中している。北部の連中は山越えしなくてはならず、とても自転車で中心部に進入するのは不可能だ。垂水も須磨の関辺り越えるのが大変だ。
同様に車でも言える
北部ニュータウンに入る道、有馬街道、名谷入り口、塩谷などはとんでもなく混雑する。そのため、土日は車で三宮に出かける人は少なくなる。
ゆえにこの贅沢な三宮自転車生活を実行可能なのは、ごく限られた地区に住む人間に与えられた特権なのだ!
大阪ほど道が狭くなく、街道である2号線はバイパスなど整備されている為、極力用の無い車は入り込まない。
自転車、人間が混ざって大変なことになっていない
これは、自転車の理想都市である。
一見坂とか多そうだが、北野まで上がるのにそれほどエネルギーは使わない。山側に行けば、高さのレベルが上がるという、把握しやすい形のため。それなりに移動ルートが頭の中に書きやすいのだ。
東京などを例に取ると何処が丘になっているか全然わからない。東西南北も丘であり平地のような気がする。自転車で移動する場合、アップダウンが非常に重要になるのだ。
三宮の東外れと、元町の西
私はあんまりセンター街などの中心街に用が無い。
用があるのは、栄町、ジュン堂三宮駅前(ダイエーの上にある方、センター街でなくこっちの方選ぶのがポイント)、北野(グロサリー買出し)、神戸ハーバーのヴィレッジバンガードなど、見事にセンター街を外している。これらを足で回るのはちょっと大変。
しかし、自転車を中心地に持つことで、春日野道から神戸駅までの平面ラインが、すべて行動範囲に収めることが出来る。
これはかなり凄いことだ。
この価値はわからない人はかもしれない
気づかない人は一生気づかないかも知れないが、
東京なら、横浜、下北、中目、代官山、渋谷、麻布十番、中央線界隈などの要点を小さくまとめたのが、全て一つの手の届く範囲にあるということだと私は解釈している。
神戸の街の真価を知るものがどれだけいてるのかは疑問だが
あんまり教えたくないものだ・・