デルヴォーとマグリット

zex2006-02-10

姫路市立美術館で興味深い企画展示を行ったいたので、
久しぶりに美術館に行ってきました。

デルヴォーが夜の世界なら
      マグリットは青空の世界



僕は中学生の頃、美術の時間にずーっと教科書に載っていたマグリットの絵をながめていました。ダリとかマグリットの不思議な空間に吸い込まれるような気がしたものです。
今も好きですが、なぜこういう空間の表し方なのか考えてしまいます。


果てしなく続く青い空に空間に魅入られます。青い空と夜の館。
昼と夜を同時に存在させるその違和感が、ながめているうちになれて現実性を帯びてくるような感じがします。
ルネ・マグリットマグリットの捨て子たちⅩ」


デルヴォーは裸婦の絵が多かったですが、個人的には裸婦の表情がピンときませんでした。しかし、代表作の「海は近い」の女性は他の絵と異なり裸婦の表情が良かったです。