東京Club日記「よくない大人の夜の楽しみ方」

ウッ!!


ガァハァ・・・・・・気持ちわりぃ


体もガタガタ、頭はフラフラ最悪
吐くんだったら飲むなよなぁ
毎度進歩の無い愚かな行為だなぁ
うう・・恵まれない子供たち・・・スマン・・・
昨日(正確には今日)の不正確な記憶を整理してみよう






「ダンナ !これは! この曲の入りは!」
samurai!
「いっちょいっとく?」
「もち」


此処は不健全な大人の深夜からの遊び場Clubである。
濃いタバコの煙、天井から降る音
酔った状態から繰り出すステップはいつに無く豪快
「つーかおまえにまだそんなステップ教えていないぞ!」
「しらないっすYo、音にハメて踊れれば問題ないでしょ!」
ひさびさの実戦だ、せっかく習ったDANCEも実際使わなくては面白くない
「ガハハハ」

DJの音が支配する空間では踊りで会話する。
それがHOUSEDANCER同士の流儀だ
相手がプロであっても関係なし度胸一発でセッション
「名前は!」
「ケイ!」
「アリデス」
知らない連中とも一緒におどれば心は通じる、外国人でも
シェイクハンドしてハグ
日本のとりあえず頭下げてする礼とは違う
相手の手の温もりから存在を認める感じである。


大きなCLUB、俗に言うオオバコとは違い
地元のコバコは年齢も地域感もありみんなフレンドリー
こういう楽しみ方もある。