天命なのか?

最近自分の名刺を眺めていたらなんと!
○○研究所研究員
なんてどうでもいい肩書きが付いているではありませんか
おっかしいなぁ入社面接では
「研究はもうはたくさんです」
研究員なんて酷い仕打ちしかされないのだもの
理系白書読んでごらん


自分は研究の才能なんてないと思う
研究室の引きこもり生活に魅力を感じれなかった。
「今日も家に帰らなかったよ」と自慢してくる連中を尻目に
教授から与えられたテーマをいい加減にこなし
図書館で好きな本ばかり読んでいた。


「俺、研究者の才能ないっすよ、論文を書いたり学会で発表するために研究するのが嫌で向いてないのですよ」
「日本は現場主義ですよ、トヨタだってホンダだってそうでしょ」
師匠はそう適当にほざいた自分を
「優等生はいらん、お前が一番向いている」といって
汚い工場なんて行きたくないと言っていた同期を無視して抜擢したのでした。
「やれやれ、穴(研究室)から這い出て青い空を拝めると思ったのに・・」


求めている時にやってこず
求めなければそちらからやってくるとは言うが
これも天命なのかな?
そういう星の元なのでしょうか?

笑貧、不笑娼
貧乏人を笑っても、娼婦を笑うなという意味


汚れても必死で生きようとする連中を笑う権利なんてないのです。
美しく死ぬことを誉れと感じる日本
汚れても活きてなんぼと思う中国
散り逝く桜を眺めるとそう思うのも解らなくもないですが、
桜は生きてます。
次の年には再び花を咲かすのです。
そこんとこ誤解してはいけない
綺麗な散り方とは、リベンジしてちゃんと返り咲くことを意識して散ることです。
自殺が多い日本ですが、桜の散り方とそれとは一緒にしちゃだめだよ。