北京旅行記4「静の中国」

zex2005-02-16

日本人のおよそ持つ中国人のイメージは『動の中国』である。
そのイメージは
でかい、デカイ、バカでかい
赤い、紅い、黄色い
毛沢東バンザイ
毛さん最強
俺たち最強
世界を真っ赤に染め上げるぜ!
だって俺たち中華人民共和国
世界の中心の華なんだからよー
世界の中心で愛は叫ばず、中国語で絶叫
「ブッシュかっかってこいや、ゴルァ!」
人が死のうが無問題、だって吐いて棄てるぐらい人間がはいるんだぜ
最先端機器が無くたって中国雑技団のようにビックリ人間で代用だ!


という感じです。まあ、そのとおりなんですがね


中国は風水科学が支配する世界。
光あるところに影があるように、そう対極図です。
すなわち、そんなイケイケ中国の裏には日本人のルーツのような落ち着いた文化が存在するのです。共産主義の裏に存在する資本主義、中華人民共和国中華民国、二つは陰と陽
すなわち、不安定なバランスに見える中国も超自然的で絶妙な風水的バランスで成り立って意いるのではないかと思う。
中国人といえば、日本に不法入国して犯罪を犯すイメージが強いが、それだけではない、日本も豊な国である反面、暗い問題を抱えた国であるのだから。
私は、そんな影になって人目に出てこない「静の中国」の姿に興味があるのだ。
中国は紀元前から高度な科学と哲学を持っていた。当時の日本、欧米といえば狩や漁をして暮らす原人に近かったそんな時代にである。
そんな、現代でも十分通用する古代テクノロジーが中国では今もひっそりと眠っているのである。


たぶん中国人(北京人)ってとてもさびしがりやじゃないだろうか
 表面的には壁が高く冷たい感じしますが、四合院の建物みたいに壁の中に入れば、穏やかな暖かさがあるんじゃないかと思う。さびしがり屋さんだからみんなと一緒だと気がすまない。そして壁で囲んでひとつになりたがるような気がします。