フランス車万歳!

今日はルノーのショウルーム行って自動車を見てきました。
たまに買う気がまったくなく自動車ディーラーに冷やかしに行くのは大好きだ。
最新の工業デザインを見てさわって乗せてくれる。
下手な美術館よりずっといい
数多の工業製品の中でも自動車というものは完成された域にあり、芸術性が宿っていると私は思う
建築物に対してよく芸術的な観点で批評することはよくあるが、
自動車はそれほど盛んではない。しかし、
デザインの随所に宿るデザイナーの施した仕事の形跡は、決して建築物に引けを取らない。

話をルノーに戻すと
その昔フランス車ノデザインというものははっきり言うとかなり逝ってしまっていた。
ヤク中毒患者のようなサイケデリックなデザインがまかりとおっていた。
有名なものを挙げると、シトロエンDS、ルノーアルピーヌ
特にシトロエンDSなんかUFOが地面を飛んでるとしか思えない風貌である。
しかし、現代に至るとフランス車も国際競争にさらされ次第に
日本車とドイツ車の間のような無難なデザインになってしまった。
しかし、今日新しいルノーメガーヌをみて安心した。
まだフランス車によくわからない奇妙なこだわりのデザインが少し残っていたからである
さすがパトリック・ルケマン
しかしルノーも日産と提携して日産の血が入るかなと思いきや
まったく関係なしでわが道をつきすすんでいる。
日産も業績が回復しても以前の日産のままだ
だって内装がショボイところがぜんぜん変わっていないし
この点はルノーを見習って欲しいものだ。